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神様のカルテ

試写会、無事終わりました。

余韻に浸りながら帰宅。



以下、ちょびっと感想です。

まだ公開前なので、ほんのちょびっと。





本当にステキな、良い映画でした。

大きな事件も起きないし派手さも全くないけれど、
イチとハルを取り巻く美しい風景と温かい人々の持つ
ゆったりとした穏やかな雰囲気がすごくいい感じだったなぁ。

今までの翔さんて・・・
良くも悪くも「いかにも櫻井翔が演じてます」といった役柄が
多かったような気がするけれど
(個性的な・・・所謂イロモノ的な、ね)
イチ先生には翔さんの匂いを全く感じなかったなぁ。

翔さんが一番心配していたと言う、
“夏目漱石を意識した変わった話し方”も違和感なく
「なるほど変人イチ先生ならこんな話し方だろうな」と・・・
いや、むしろイチ先生の話し方なんて全然気にならなかった。

過去さんざん言っていたクルパーも然り。
身なりに無頓着でどこか他人とズレてる変わったお医者らしいなって。

とにかく見た目も物言いも、
全てが“イチ先生その人”に感じました。


一見するとイチ先生って淡々としているというか・・・
何か心に熱いものを持っているようにはとても見えなくて、
独特な話し方と相まって一瞬冷たそうに感じることがありました。

だからこそイチ先生の抱える医者としてのジレンマを見た時
余計に心に迫るというか・・・
すごくいろいろなモノを溜め込んでいる姿に胸が詰まりました。

翔さんが印象的だったと語る「悲しむのが苦手だ」という台詞。

この一言に医者のジレンマ全てが詰まっているな~って。

悲しんでばかりいては医者は務まらないけれど、
悲しむことを忘れても医者は務まらない。

悲しまなくても済む状況が一番だけど
医者は全知全能の神ではないわけで・・・
じゃあ自分が医者でいる意味とは何だろうって
答えのない問いをいつも心に抱えているような
イチ先生のちょっと悲しげな表情が切なかったな~

そんなイチがハルに見せる表情がまた良くて。

ハルの前だからって笑顔が増えるわけでもなく、
お互い敬語だからどことなく距離を感じてしまうのだけど、
ハルといるイチの顔は病院とは違う優しい顔なんだよな。

これまた翔さんが好きな場面として挙げていた、
ハルはカメラの手入れをしていてイチは畳に寝転んでて
お互いの顔を見ずに会話するシーン。
・・・これがホントにステキなんだわ!

多くは語らない、そんな仕草は見せない・・・
だけど空気で、雰囲気で、お互いがお互いを支え合ってる
そんな二人の関係がしっかり伝わってきたよ~

翔さん、あおいちゃん、ステキ過ぎる ^^


そして末期癌患者を演じた加賀さん。

すっごくステキでした。

病状が進行したシーンはノーメイクで臨んだと仰っていましたが、
それが本当に美しくて。

顔色は悪く痩せこけて美しいとは程遠いはずなのに、
死を覚悟した人の凄みと・・・
信頼できるお医者さんに出逢えた心の安定と・・・
良い最期を迎えることのできた人間の美しさっていうのかな。

加賀さん、すごく良い顔してるな~って思いました。

そして。

タイトルである【神様のカルテ】。

この本当の意味を知った時はグッときちゃいました。

まだ原作を読んでいなかったので知らなかったの。

もっと抽象的な意味でのタイトルだと漠然と思っていたので、
【神様のカルテ】がこんな具体的な意味を持っていたとは。

これはまだ映画が公開前なので伏せておきます。


感想をちょびっと・・・なんて言っておきながら
随分と語ってしまったな~(笑)

翔さんも「転機になる作品」と言っていましたが
本当にそうでしょうね。

私も人として「生きる意味」と「いつか迎える死」について考える
良い機会になりました。

人は何の為に生まれ、何の為に生きるのか。

明快な答えは無くとも、
少なくともこの映画を観て私が感じたことは
「誰もが必ず迎える死をより良くする為に」でした。

人生、丁寧に生きなきゃね。

今、自分が愛する人達を大切に。

はぁ~ 心が満たされました ^^

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コメント

じ~っくり読ませていただいて、公開が楽しみに
なってきたぁ!!今朝の読売新聞には翔さんの
横顔ドアップな「美的」な雑誌の広告があったため
くるぱ~ではない翔ちゃんを脳内で浮かべて
読んでしまいましたが・・・
国立前に見たほうがいいのかなぁ~~
どうしよ~~

投稿: えば | 2011年8月17日 (水) 15時56分

くぅ!朝日新聞には広告なかったよ(>_<)
だけども本屋で発見し完全ノックアウト。

映画はキラキラ封印の野暮ったいお医者さんです。
国立前か後か、迷うところだねー(笑)
映画観たあと国立で会ったら余りの眩しさに
目がヤラレてしまう恐れあり。ぷぷ
でもえばさんは相葉ちゃんしか目に入らないはずだから
大丈夫かなー うふふー

投稿: ひろひろ→えばさん | 2011年8月17日 (水) 23時45分

をぉ〜!ひろひろさんの投稿を読んでますます観たくなってきました。
私は原作を読んだので自分の頭の中のイメージと合っていたらいいなと思っていましたがひろひろさんの感想を読んでなんだか近いようなきがします^^
そっしてちょっと質問なんですが8月27日に公開となりますと日本ではいつまで上映することになるかわかりますか?
売れ行き(?)とかも関わってくると思うんですけどせめて一ヶ月半ぐらいは上映してますよね?
引越ししてすぐに映画館に行くことができないと思うので・・
せっかく大好きな翔さんの主演となる映画絶対に見に行かなければ!!と思ってます。
お返事まってます!

投稿: りんご | 2011年8月18日 (木) 04時58分

りんごさん、こんばんは☆
一足お先に観に行ってきましたよ~ ^^
私の感想、りんごさんが思い描いているイメージと近いかな?
いつものアイドル全開キラキラな翔さんとは程遠いですが、
その分100%イチ先生になっていたと思います!

そして映画の公開期間の件ですが、今まで全く意識したことなくて調べてみました。
通常、映画の公開期間は平均4週間でその後はヒット度合いによるみたい。
確かにヤッターマンは2ヶ月以上やってたな~
今回は派手なエンタメ映画って感じではないので大大ヒットという風にはならなそうだから
一ヶ月みておけば確実かもしれないね!
来日したばっかりで忙しいと思いますが、せっかくだから映画館で観なくちゃね^^
りんごさんの感想も楽しみです~

投稿: ひろひろ→りんごさん | 2011年8月18日 (木) 21時40分

ひろひろさんお返事ありがとうございます!
調べてもらったなんて;;私でもできたことなのにお手数かけてすみませんでした。
一ヶ月ですか〜〜
もういっそのことついたその日に見ようかなー。(次の日寮に引っ越すまでやることないでしょうし)
あっでもスーツケースをもっての映画館は変ですよね、笑
授業休んでも見に行く覚悟はあるんで心配はいらないですね。あー楽しみです!!

投稿: りんご | 2011年8月18日 (木) 23時39分

いえいえー!
「調べた」なんて大袈裟に言っちゃったけど
単にネットで見てみただけだから^^
言われてみると、映画って公開前は派手に宣伝してても
始まっちゃえば知らぬ間に終わってて・・・
どのくらいの期間やってるか知らなかったな〜って、
私も気になっちゃって(笑)

来日して間髪入れず翔さんの映画ってのもいいかもよ!?

投稿: ひろひろ→りんごさん | 2011年8月19日 (金) 00時43分

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