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神戸新聞の7日間

観ました。

凄く・・凄く、良かったです。

やはり こういったテーマの番組は
何度観ても胸が締め付けられるというか・・・
直視できないものがありますが、
翔さんのいつも言う「伝えるとは何か?」という
言葉の中にある ひとつの意味は
起こった出来事を風化させない、ということ。

この15年間、毎年1月17日には
当時被災された方々の大変さを改めて痛感することは
あっても こういった新聞社の方々の多大なる苦労を
知るのは初めてだったので、また違った角度から
阪神淡路大震災を知る いい機会になったな~と
思いながら心して観ました。

ドキュメンタリー部分とドラマ部分が凄くバランスよく
共存していて、ドラマとして感情移入もでき、
ドキュメンタリーとして とても勉強になった感じです。

きっとオールドラマだったらダメだったんだろうなぁ~
もしも全部がドラマのみで構成されていたら、
頭では「これは現実に起こったことで、この人達は
実在する人達なんだ」と理解していても、
多分 感情はどこまでもドラマを観ているスタンスに
なってしまったのではないかしら。

そういった意味で、お互いがお互いを引き立てるような
この二部構成の創り・・うまい!と思いました。
被害の現状を撮影する場面も ドラマだと可哀想に・・と
いう感情くらいしか湧かなくても「その時撮影された写真が
これです」と実際に見せられることによって、
ハッとさせられて一気にそれが現実になると言うか・・
心への響き方が全然違ってたもの。

ドラマ部分で人物名と共に実在の方の写真を使うことによって
視聴者に これがドキュメンタリーであることを常に忘れさせない
ように創られていて、リアルさと緊張感を持って観ることが
出来たな・・とも思いました。

丁寧に時系列を表記してくれるのも親切だったな。
こういうドラマって画変わりが余りないから、
この時点で何時間経った、何日経ったと
わかりやすくしてくれていて観やすかったです。

それにしても、当時の神戸新聞社の方々の熱意と
素晴らしい行動力には本当に驚かされました。

被災直後の内藤さん演じる編集局長の言葉。
「わしらが負けてどうする!新聞は必ず出す」

逆に考えれば、こんな壊滅状態の中 休刊になったとしても
誰も責めないどころか、当たり前だと思われたでしょう。
みんな自分のことで必死になっても不思議ではない中、
ここまで一致団結して発行に至らせた彼らの精神力には
凄まじいものがあったのですね。
新聞1ページを創ることの重みと誇り、
それを常に意識してこそのプロなのだな~と感じました。

だからこそ、援助協定を結んでいた京都新聞の協力の元
被災当日の夕刊を発行することは出来ても、
一面を飾る見出しと写真を自分達の手で創ることが
出来なかったことは本当に無念だったのでしょうね。

本当に「伝える」とは何なのでしょう。

悲惨な目に遭っている人々にカメラを向けることが
辛いのは人として当然の感情で。

だけども 新聞記者である以上、今この瞬間を留めるのは
ある意味“使命”なわけで。

萩原さん演じる金居記者と翔さん演じる三津山記者が
これを巡り激しく感情をぶつけ合う場面に
何か言いようのない複雑な気持ちになりました。
これって絶対 正解のないことだよな~って。
私ならどうする?って自問自答しても絶対答えは出ない。
これは当事者にしかわからないことなんだろうな。

社説を書いた三木さんの言葉が響きます。
「これまで被災者の気持ちが本当にわかっていなかった
自分に気づく」・・・ホントにそうなんだろうなぁ。
自分自身が被害に遭っていても、
家族を亡くした本当の意味での被災者の気持ちは
当事者にならなくてはわからないのでしょうね。

三津山さんもそうだったのでしょう。
自身も被災者だという想いがありながら、
きっと どこかでは傍観者だったのではないかと。
それが元同僚の女性の死によって いきなりど真ん中に
投げ込まれた気持ちだったのだろうな。
それが図らずも被災者にカメラを向けることが
出来るようになる大きなきっかけとなったのでしょう。
痛みがわからなきゃ撮れない写真もあるよね、きっと。



ちょっと偉そうなこと言っちゃうと。

私がいつも思うのは、
こういう作品や社会的な番組などで
「嵐・櫻井翔」は感じたくない・・ということなの。

櫻井翔のファンのくせに生意気でしょう?

でもね。

櫻井翔のファンだからこそ感じたくない・・上手く言えないけど、
今回ならば「三津山記者その人」であって欲しい。

「翔さんが演じてる○○の役」というのは、
例えばヤッターマンとか やまたろの御村くんとか
MC神山とか・・そういうので十分なの。

内藤さんとか高嶋さんとか、山本圭さんとか・・
素晴らしい先輩達に囲まれて こういった社会的に
意義のある役を演じる時は「嵐の櫻井翔」を
全く感じさせない一俳優であって欲しいな・・って。

そういった意味で今回の翔さんに、
「嵐・櫻井翔」を感じることは全くありませんでした。

翔さん、凄く良いドラマに出演させて貰ったね!

きっと翔さんの想いは伝わったことでしょう。

報道を通して目指してきた「伝える」ということが
演技を通しても伝わったのではないでしょうか。

また こういった素晴らしい役柄に巡り会えることを
期待しています!

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コメント

おはようございます~
まだ目が痛いです~

ひろひろさんの最後の部分、すごく納得!
そして私も同じく「嵐 櫻井翔」を感じなかった。
そこの部分にとても共感できたのでコメさせていただきました。

投稿: のん | 2010年1月17日 (日) 12時14分

のんママさん、こんにちは~
私もゆうべは泣いたよ・・・
翔さんの演技すごく良かったよね!
ああいうドラマって誰がメインというよりも
実在する登場人物なだけにみんなが主役って感じがあるよね?
ベテランの俳優さん達の中で翔さんも間違いなく
存在感を見せつけてたな~って。
一俳優として渡り合ってた感じがしたもん。
共感してくれて嬉しいよ~
ありがとね!

投稿: ひろひろ→のんママさん | 2010年1月17日 (日) 15時58分

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